ガチャピン・ムック ARフォト
August, 2020
Concept
本プロジェクトは設置された筐体を使い、ミュージアムに訪れた来場者が、実際にガチャピン・ムックとARでコミュニケーションしながら、撮った記念写真を持ち帰ることができる体験です。
![](https://d1zjbsz5boin5y.cloudfront.net/images/2020/09/09123317/gacha1.jpg)
![](https://d1zjbsz5boin5y.cloudfront.net/images/2020/09/09151342/opImage.png)
![](https://d1zjbsz5boin5y.cloudfront.net/images/2020/09/09134106/IMG_3157.jpg)
Workflow and Technical details
ガチャピンとムックが現地にいる、という実在性を高めるため、来場者が映るカメラ映像には、色・音声・タイミングを詳細に合わせたガチャピン・ムックが、リアルタイムに合成されて現れます。
合成後の照明環境を合わせたクロマキーで撮影、位置に合わせた微細な色調補正を行うことで、自然に存在を感じられるリアルな色味を実装しました。
![](https://d1zjbsz5boin5y.cloudfront.net/images/2020/09/09134153/gm_blueback.png)
![](https://d1zjbsz5boin5y.cloudfront.net/images/2020/09/09134106/IMG_3157.jpg)
撮影後はシリアルコードとQRコードが表示され、Web上で撮影した画像のダウンロードが可能です。また、撮影された写真はプライバシー保護のため、サーバー上から一定期間ごとに削除されます。シリアルコードの入力機能も実装し、無人のイベントスペースでも安心して利用頂ける体験を図っています。
![](https://d1zjbsz5boin5y.cloudfront.net/images/2020/09/09140530/QR-1.png)
筐体や説明パネル、説明動画は、ブース全体の環境やアプリケーション画面と一貫してなじむようデザインしました。また、モニターの高さは一般的な展示基準となる150cmに比べ、お子様連れのご家族・学生向けに少し低い位置で設置しています。立ち位置にはマークを設置することで、撮影の際に体験者とカメラとの距離を適正に保持し、綺麗に写真内へ収まる誘導があります。
![](https://d1zjbsz5boin5y.cloudfront.net/images/2020/09/09140704/gacha2-2.jpg)
![](https://d1zjbsz5boin5y.cloudfront.net/images/2020/09/09140704/gacha2-1.jpg)
![](https://d1zjbsz5boin5y.cloudfront.net/images/2020/09/09124709/gacha3.jpg)
Credit | Creative Direction : Ryo Kikitsu Technical Direction / AR Application Engineering : Takafumi Yuasa AR Application Engineering : Kousuke Kajimura Web Design/Engineering : Koki Kaminoura Infrastructure Engineering : Syoma Ebe Graphic Design / Movie : Yuki Soejima Producer : Akitaka Suzuki
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