Pokémon GO AR展望台

March, 2019

Media Ambition Tokyo 2019にて、展示された「Pokémon GO AR展望台」 THINK AND SENSEは企画から参画し、体験の設計、「ポケモンスコープ」の開発、MRアプリケーションの開発を行いました。

Summary

六本木ヒルズ展望台『東京シティビュー』にポケモンたちが現れます。室内展望回廊で、そして窓から外を見渡したとき、どんな世界が見えるでしょうか? Microsoft HoloLensを活用した『ポケモンスコープ』を通して、現実空間にリアルに溶け込むポケモンを探してみてください。 『Pokémon GO』の開発・運営を手がけるNiantic, Inc. と、ライセンス、開発・運営協力を行う株式会社ポケモン、『Pokémon GO』公式パートナー・ソフトバンクとTHINK AND SENSEの共同制作。 AR(拡張現実感)技術により東京の景色がどのように変化するのか、未来の日常をポケモンがどのように彩っていくのかを垣間見ることができます。

Workflow and Technical details

UX Design

3Dモデリングされた東京シティビューに、ポケモン達を配置し、シミュレーションすることで、体験のシーケンス、見え方の検証を行っていきました。 制限された体験時間内に、数多くのポケモンを見ることができるようなルート設計、 シティビュー内だけではなく、展望台の屋外に現れるジムや空を飛ぶポケモンと外の景色の調和など、様々な要素を考慮し、体験のフローやインタラクションを設計しました。

Space Design

『Pokémon GO』のフィールドをイメージし、床面と、ポケモンが隠れる草のオブジェクト、窓側のオブジェクトで空間を構成しました。 これらの装飾は、MR Applicationの位置情報認識のための特徴点情報としても活用してます。

Pokemon Scope

『Pokémon GO』の世界観を表現する1つの要素として、Microsoft HoloLensをベースとした「ポケモンスコープ」を開発しました。 意匠性の意味合いだけでなく、HoloLensの破損防止や、体験中のボタン誤作動の防止にも寄与します。

MR Application

スタート位置にあるロゴマークを基準とし、体験内の各オブジェクトが配置されます。 基準点をもとに、3Dモデリングされた展望台と空間デザインを、MR上で同じ位置に配置することで、現実世界とMRオブジェクトの位置関係を一致させます。実在するオブジェクトのうしろにポケモンがいる場合には、オブジェクトに隠れたポケモンが見えなくなり、より一層、現実の世界での存在感を帯びます。
ポケモンの鳴き声は、空間内に配置し、指向性をもってポケモンがいる方向から聞こえるインタラクションを実装しています。また、ポケモンに目線を合わせることでポケモンの表情が変化します。

SpectatorView

体験者の見ている情景を共有するために、リアルタイムにMRオブジェクトとビデオ映像を合成するSpectatorViewを、ブース内のヴィジョンに設置しました。 この方法により、体験している人が何を見ているのかを、第三者視点から見る事が可能となっています。

 

MediaEngadget
Gizmodo
Credit

共同制作 : Niantic、株式会社ポケモン、ソフトバンク株式会社
アプリケーション開発協力 : 株式会社ティーアンドエス THINK AND SENSE部
Microsoft HoloLens提供 : 日本マイクロソフト株式会社、ソフトバンク株式会社
©2019 Niantic, Inc. ©2019 Pokémon. ©1995-2019 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。

Team Credit

Producer: Shigeki Inaba
Technical Direction: Shuhei Matsuyama
MR Application Design: Takafumi Yuasa
MR Application Programming :Katsuya Sakuma
Product Design: Naoya Takebe
Graphic design :Junichi Kohmura